当院では「灸頭鍼(きゅうとうしん)療法」という「はり」と「きゅう」の両方の良いところを組み合わせた治療法を取り入れております。「はり」と「きゅう」の相乗効果で、治療効果と気持ち良さの両方を併せ持つ、贅沢とも言える素晴らしい伝統療法です。
当院ではほとんどの患者さんにこの灸頭鍼療法を駆使して治療効果を上げ、気持ち良く帰っていただいております。
鍼と灸の良いとこ取り・灸頭鍼とは?
このように、ツボにあらかじめ鍼を打っておいてから、鍼の柄の部分にモグサを丸めて付けます。
次に、鍼の柄に丸めて付けたモグサに火を付けます。写真のようにモグサが黒く焼けながら煙を上げます。
一見するとすぐそばでモグサを燃やすので熱そうですが、実際には温かい程度ですのでご安心ください。
当院の施術では、この灸頭鍼を最低でも4本、多い方ですと10本ほど使います。これだけ灸頭鍼を打つと施術室内は煙がもうもうと立ちこめます。
これだけ大きなモグサを燃やすので、ずいぶん長い時間燃え続けるのではないかと思われる方もいらっしゃいます。実際にはこの大きさですと3~4分で火が消えてしまいます。